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15年目の現役理学療法士が、まさかの公認会計士試験に挑戦!日々の勉強記録、仕事の気づき、自然と共生する未来への雑記ブログ

監査完了。RAYS G025、1台分在庫あり——「問いを立てて、確かめて、決める」という話の結末

前回の記事「みんな履いてるから大丈夫を、監査人は信用しない」の続編・完結編や。先に読んでもらえるともっと面白いで。
前回の記事で「まだ検証は終わってへん」と書いた。今日、終わった。そして、その先まで進んだ。

【追記あり】 記事公開後、ディーラーで実車確認したら、自分の思い込みで間違ってた箇所が複数見つかった。恥ずかしいけど、取り消し線で残して訂正する。これこそ前回記事のテーマ「みんな〇〇だから、で済ませるな」の生きた実例やからな。
 
カーポートマルゼンから返信メールが届いた。

「マットガンブラック/リムエッジDC(MK) のインセット+45ですと、1台分在庫ございました

欠品やと思ってたG025が、生きてた。
 
前回の記事のおさらい
「問いを立てた」ところで前回は終わった 続きはここから

前回の記事で俺はこう書いた——「みんな履いてるから大丈夫」は監査証拠として何も証明してへん。一次情報を直接取りに行って、数字で突き合わせて初めて合理的確証が得られる、と。

そして「メーカーへの直接確認という最終手続はまだ執行してへん」と白状して記事を終えた。

監査論で言えば、「リスクを識別して手続を設計した」段階で終わってたわけや。実証手続をまだ実行してへんかった。今日、その手続が完了した。
実証手続の結果
マルゼンへの問い合わせで出てきた数字 一次情報・直接確認

各ホイールの耐荷重(1本あたりの最大負荷能力)をマルゼンに直接確認した結果がこれや。

グラムライツ 57TR
最大負荷能力:700kg
一輪実荷重約525kgに対して
+175kgのマージン
ベルサス VV21S
最大負荷能力:700kg
一輪実荷重約525kgに対して
+175kgのマージン
※来年1月頃入荷予定
✅ VOLK RACING G025
最大負荷能力:720kg 700kg
一輪実荷重約525kgに対して
+195kg +175kgのマージン
✅ 監査的結論:3候補すべてがトレイルシーカー(一輪実荷重約525kg)に対して十分な耐荷重マージンを持つことが確認できた。「心証ではなく、数字による合理的確証」を得た瞬間やねん。
📝 後日訂正:当初マルゼンから「G025は720kg」と聞いてたんやけど、その後RAYS公式スペック表で直接確認したら、表示荷重記号は700kgやった。販売店の又聞きより、メーカー公式の一次資料が強い——監査でいう「証拠の照合(クロスチェック)」や。数字は20kg下がったけど、必要な約525kgを大きく上回ることに変わりはない。結論は揺るがん。
ドラマの正体
欠品やと思ってたG025が、生きてた 監査で言う「予想外の発見」

実はG025は欠品情報があって、一度候補から外れかけてた。ところがマルゼンに直接確認したら「マットガンブラック/リムエッジDC(MK)のインセット+45が1台分在庫あり」という返答が来た。

そしてもう一つ、この問い合わせで気づいたことがある。マルゼンの担当者の対応が、めちゃくちゃ丁寧やった。

在庫確認だけやなく、候補3品目すべての耐荷重を一つひとつ調べて答えてくれた。聞いてへんことまで気を利かせて教えてくれる対応——これ、当たり前のようで、なかなかできることやない。

ヴォクシーを売った時に「最初に誠実に評価してくれたN社に売る」と決めた話を、このブログに書いた。数字だけやなく、相手の誠実さも、取引の決め手になる——今回もそれと同じやった。

耐荷重の数字がクリアやったことと、丁寧に答えてくれたこと。この2つが揃ったから、G025をマルゼンで買うと決めた。「信頼できる相手から買う」という判断も、立派な監査証拠の一部やと思う。
CPA的に言えば、これは「実証手続を実際に執行したことで見えてきた、予想外のポジティブな発見」やねん。

ウェブの在庫表示だけを見て「欠品やから諦める」という判断をしてたら、この選択肢は消えてた。直接確認したからこそ、一台分の在庫という「事実」が表に出てきた。

「表示されてへん情報が、確認したら出てきた」——これ、監査の現場でもしょっちゅう起きることやねん。
最終決断
G025を選んだ理由——数字と気持ちの両方で 適正意見の表明
✅ 耐荷重
720kg 700kg
一輪実荷重525kgに対して
+195kg +175kgのマージン
📋 ホイール単品
378,400円
税込・送料込(5/28時点)
オプションなしで再見積
💳 支払い
分割払い
ショッピングクレジット
ジャックス審査通過

ハブリングとナットは別途自分で用意する。タイヤ(グラントレック PT5)は今回キャンセルし、ホイール単品での注文に変更した。当初オプション込みで407,220円やった見積もりは、オプションを外したことで378,400円(送料込)まで下がった。

💡 一点だけ残ってる手続:ナットはRAYS用のM12×P1.25・テーパー60° M12×P1.5・テーパー60°(下の訂正参照)が必要。ここはまだ別途調達が必要やから、納車に向けて進めていく予定や。
手続は前に進んだ
ジャックス審査、即通過——そしてタイヤ代が浮いた話 後日談

注文内容を「ホイール単品・ショッピングクレジット」に変更したことで、ローンは再申し込みになった。けど、ジャックスの審査はあっけないほど早く通った。信用情報がきれいやと、こういうとこで報われるんやなと実感した。

支払いは12回の無金利分割を選んだ。一括で払えん額やないけど、金利ゼロで借りられるなら、手元の現金はわざわざ減らさんほうがええ。金利のコストがかからん借金は、急いで返す理由がないからや。この感覚、ハマると癖になるで。

面白いのは、当初はVMFにタイヤをセットで組む構成やったのが、最終的に「ホイール単品+純正アレンザ移植」に化けたことや。新車に付いてくる純正タイヤ(アレンザ)をそのままG025に移植すれば、タイヤを新規購入せんで済む。タイヤ代がまるごと浮いて、その分がG025の鍛造ホイールに化けた——結果的にそういう資金の流れになった。

鋳造で安く済ませるつもりやった。それが鍛造に興味が湧いて、VMFに惚れて、廃番で振られて、各社さまよって——最後は「高すぎ・スポーティすぎ」で最初は選択肢にすら入れてへんかったG025に、自分から戻ってきた。

しかも惚れたVMFに匹敵する700kg、価格は当初より下がり、在庫は一台分だけ残ってた。

運命、と言うたら大げさやろか。でも買い物のプロセスは、ときどきこういう物語めいた帰結を見せる。
細部に宿る次の問い
ナット、ハブリング、TPMS——些細な問いを潰す作業 安全マージンの正体

ホイールが決まっても、話はそこで終わらん。むしろ細部に、次の小さな問いが無数に潜んでる。そして——この「細部」で、俺は派手にやらかした。

ナットのピッチ:国産でもメーカーによってネジのピッチが違う。スバルはM12×P1.25。トヨタ・ホンダ系のP1.5とは別物で、知らずに買うと物理的に入らん。命を留めるたった数個の部品が、ピッチひとつで凶器にもなる。

📝 重大訂正:トレイルシーカーは M12×P1.5 やった。
俺は「スバル車やからM12×P1.25」やと、ブランドだけで決めつけてた。ところがディーラーで実車確認したら、ピッチは P1.5。スバルの伝統的なP1.25やのうて、トヨタ規格やった。

理由は、トレイルシーカーがトヨタとの共同開発EV(プラットフォームはソルテラ/bZ4Xと同系)やから。TPMSセンサーがソルテラと同一品番やったのと同じで、足回りもトヨタEV系の規格を引き継いでる。

もしP1.25のナットを買うてたら、入らんか、最悪ネジ山を潰してた。——「スバルだから」で済ませた俺は、まさに前回記事で自分が戒めた「みんな〇〇だから」の罠に、自分でハマってたわけや。お恥ずかしい。現物確認、ほんま大事。

ハブリング:社外ホイールのハブ穴径は汎用性を持たせるため大きめに作られてることが多い。G025も同様で、トレイルシーカーのハブ径との隙間を埋めるリングが必要になる。これがないとナットだけで芯を出すことになり、2トン超の車重が偏心したまま高速回転するリスクがある。省いていい部品やない。

📝 訂正:ハブ径も56.1mmやなくて約60mm(トヨタ系)。
これも「スバルやから56.1mm」と思い込んでたけど、ディーラー確認では純正ハブ径は約60mm。これまたトヨタ規格や。だからハブリングは 56.1→73.1 やのうて 60→73.1 を用意する必要がある。※ハブ径は「約60mm」までしか確認できてへんので、リング購入前にもう一度正確な数値(60.0mmか等)を詰める予定。みんなも自分の車は実測してな。

TPMS(空気圧センサー):タイヤに組み込む作業はどこでもできる。けど車への「ID登録」には専用ツールがいる。組める店と、登録できる店は、イコールやない。この「できる」の範囲を取り違えると、警告灯が点きっぱなしになる。

💡 ここが核心:どれも、最初の「2.1トンを支えられるか」という大きな問いに比べれば些細や。けど、些細な問いを一つずつ潰していく作業こそ、安全マージンの正体やねん。監査も同じで、派手な不正より、細かいズレの積み重ねのほうが最後に効いてくる。そして今回、その「細かいズレ」を生んだのは、ほかでもない俺自身の思い込みやった。
鍛造という相棒
日本刀のように、長く付き合える一枚 耐久性の話

鍛造は、経年劣化に強い。金属の組織が緻密で、繰り返しの荷重にもへたりにくい。大事に乗れば、車を乗り換えても履き継げる。一生モノになりうる。

ただし、硬さゆえに、一点への強烈な衝撃には粘らず割れることがある。よく切れる刃ほど、欠けやすい。

硬さと、粘り。鋭さと、脆さ。相反する性質が一枚のホイールに同居してる。それはどこか、鋼を鍛えて作る日本刀に似てる。硬い刃と、折れない芯。両方がなければ、名刀にはならん。

俺が選んだ一枚も、そんなふうに長く付き合える相棒になってくれたらええ。手をかけ、丁寧に扱い、ときに傷を直しながら、何年も。
🔧 ちなみに:このサイズ(18×8J・PCD114.3・+45)は国産の2L〜SUV・重ミニバンクラスのど真ん中標準サイズ。アルファード、ハリアー、クラウン…乗り換えても流用が効くし、手放すときも値がつきやすい。出口まで賢いサイズやったわけや。
 
結論:「問いを立てて、確かめて、決める」——これが全てやった

前回の記事で「問いを立てられたことが一番の収穫」と書いた。今日、その問いに答えが出た。

一次情報を直接取りに行ったことで、欠品やと思ってたG025の在庫が見つかり、3候補の耐荷重が数字で確認でき、「適正意見」を表明できる根拠が揃った。ローンも通り、タイヤ代は浮き、足回りの細部も一つずつ潰した。

そして——耐荷重の数字も、ナットのピッチも、ハブ径も、あとから訂正が入った。「数字で確かめた」と胸を張った同じ口で、ブランドの思い込みで足回りの規格を間違えてた。情けない話や。けど、これこそが「確かめる」ことの本質やと思う。一度確かめたら終わり、やない。確かめ続けて、間違ってたら直す。監査も、勉強も、たぶん人生も、それの繰り返しや。

「みんな履いてるから大丈夫」という弱い証拠に頼らず、数字で直接突き合わせる——この手続を実際にやり遂げた。そして自分の思い込みすら、現物確認で正された。監査論で学んでることが、日常の買い物で本当に使えることを、身をもって体感した。

CPA試験に向けて勉強してるこの時間は、決して無駄やない。「正しく疑って、正しく確かめる」——その刃は、他人だけやのうて、自分の思い込みにも向けなあかん。それが今回の、一番の学びやった。

問いを立てた。確かめた。間違えた。
直した。G025、納車を待つ。

トレイルシーカーに履かせる日が楽しみや。

明日を俺の力で(Asuore)

※本記事は素人が自分の買い物を題材に考えたもので、ホイールの安全性に関する専門的助言ではありません。耐荷重数値・ナット規格・ハブ径などは本人の確認に基づくものですが、誤りを含む可能性があり、実際にも訂正が入っています。実際の装着可否・耐荷重・適合・ナットピッチ・ハブ径は、必ずご自身でメーカー・ディーラー・専門店にご確認ください。数値や規格の解釈にも個人の理解が含まれます。